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234件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-06-03 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第15号

要は、戦後の農地解放のときも、耕作する、いわゆる小作農、自作農の関係の中で、小作人権利がない、働かされるというところで、やっぱり自ら耕作する人がちゃんと所有者になるべきだということの中で、地主から不当に安い値段で買い上げて安く売り渡すということをやって、やっぱり自分でやるから権利があったということが今余りにも薄くなってしまっていて、私は、本来的には耕作しなくなれば国が買い上げるとか、農地公共財というところの

舟山康江

2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号

途上国の厳しい環境下にある小作農家などの権利をターゲットにしているという感が伝わってまいりますけれども、こうした人々の権利を守るべきという考え方においては我が国政府も異論はないのではないかなと思いますが、我が国は賛成でも反対でもなく、棄権という立場をとったと承知をしておりますけれども、どのような理由で棄権をされたのか、御説明をいただければと思います。

佐藤英道

2018-03-22 第196回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号

適切な価格交渉の機会を与えられないままに合意を強要されたとか、それから地権者から小作農作物補償を手渡したことから補償に不公平が生じたりと、これもガイドラインに反しているんじゃないかと思うんですね。  しかも、重大なことは、今非常に看過できない人権侵害が言われております。

井上哲士

2018-03-22 第196回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号

建設予定地の周辺には非常に豊かな農地が広がっていて、地権者の下で小作農が営まれております。隣接地に既に火力発電所建設をされていて、その際に農地収用が行われ、漁業にも、漁場の制限であるとか温排水、運搬船による漁網切断の大きな被害がありましたし、環境被害も起きていると。  

井上哲士

2015-08-27 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第18号

徳永エリ君 戦前と同じとは言いませんけれども、農業農村企業が入ってきて農地を買収して、そして農業経営を行う、そして農業に従事する人は給料で雇われる一労働者という形になれば、現代版小作農と言っても私は過言ではないというふうに思っております。  とにかく、その不安が払拭されるような答弁を委員会審議の中でいただけませんでしたので、これからもしっかり見ていきたいというふうに思っております。  

徳永エリ

2015-08-27 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第18号

国が地主から農地を強制買収して小作人に極めて安く売ったと、その結果、小作地は減少して地主階級は消滅、旧小作農経済状態が著しく改善されました。農業生産力向上につながって、その改革の成果を維持していくために昭和二十七年に農地法が制定されたわけであります。  今回のこの法改正によって、農地企業に買収されるというようなことが現実に起こってしまったら、これは現代版地主小作農の復活ではありませんか。

徳永エリ

2015-07-30 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第13号

農業委員会というのは、元々小作農を保護する観点から独立行政委員会として選挙制度がつくられた、現在の日本は農家平均年齢ももう七十歳近くになっている、だから構造改革ラストチャンスなんだ、ここで戦後レジームの農業委員会の在り方を見直さなかったらいつ見直すのか、公選制の下で投票は一割程度じゃないか、選挙制度を取る必要性があるのかというふうに主張されている。  

紙智子

2010-04-26 第174回国会 参議院 決算委員会 第7号

この内訳といたしましては、農地等、これは小作農に売り渡すために買収した元々農地ですね、農地については六百二十九ヘクタール、それから開墾して農地にするために買収した山林原野、こういったものが三千七百五十一ヘクタールあります。それぞれ所在等については把握しておりますし、その貸付け転用付けの実態というものもこちらで人数、面積ともに把握しております。  

舟山康江

2009-06-16 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第15号

かつてのような大規模地主さんがいて、そういう下で少数地主から多数の零細小作農方々が高額の小作料を押し付けられるというようなことがあったので、そうならないように標準小作料というものをつくってまいりました。今そういう状況でもございませんし、制度上の減額勧告、この例もほとんどございません。

石破茂

2009-06-11 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第14号

戦後の農地改革の中で、ある意味非常に超法規的な措置というんでしょうかね、国が私有財産を強制的に買収して小作農への売渡しをしたと、それによって小作農をつくったという、そういった歴史的背景もありまして、やはりこれを改正するに当たりましては慎重の上にも慎重に審議をしなければいけないと、そんなふうに思っております。  そういう中で、衆議院においてある一定の修正がなされました。

舟山康江

2009-06-09 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第13号

実は現行法の三条第二項の二の一号というものがあったわけで、これは今回、小作人小作農に関しまして全部削除ということで取られてしまったんですけれども、実はその中には小作農又は農業生産法人以外には所有権取得してはならないという、そこにも実は農業生産法人以外には所有権取得はならないという歯止めがされていたわけで、これが取られてしまったということですけれども、実はその本来の趣旨は、考え方は残っているというふうにじゃ

姫井由美子

2009-06-09 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第13号

政府参考人高橋博君) 農地取得についてでございますけれども、これはもう御承知のことと思いますけれども、いわゆる終戦直後、占領軍によります、GHQによります農民解放指令、国内におけます第一次農地改革、それから占領軍によりますこのGHQ指令、それによる第二次の農地改革、これによりまして、いわゆる戦前の大規模地主制度、多数の零細小作農少数の大規模地主、これの構造を転換して自作農を創設するということが

高橋博

2009-04-15 第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号

石破国務大臣 昭和二十七年に、小作農を中心とした耕作者地位の安定を図るということを目的現行農地法は制定されました。このため、一条の目的規定で、「農地はその耕作者みずからが所有することを最も適当であると認めて、耕作者農地取得を促進」するということを定めたわけでございます。  

石破茂

2009-04-15 第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号

ここの二条の「定義」というのは、自作地小作地小作農、自作農。今回、小作農とか自作農とかいう用語をやめますので、ここの定義規定がなくなっておりますけれども、要は、自作であれ小作であれ、農業を営む者については、「耕作又は養畜の事業を行う」というのが農業なんですということをきちんと定義しているわけでございます。  

高橋博

2009-03-17 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第3号

しかし、農地の場合は、特に国有農地の場合は借りている小作農方々が負担をしている。国有農地は、将来、小作農の方に売却する予定であるからということで、使用者所有者とみなして固定資産税を課税しているという御説明なわけなんです。ところが、この農地が市街化区域内にある場合には、この土地を購入したいと小作農方たちがお申し出になっても、それは難しい。

大河原雅子

2007-05-08 第166回国会 参議院 農林水産委員会 第10号

国務大臣松岡利勝君) もう今先生が歴史的に説明をされたとおりで、二十七年に制定された、これは戦前の大規模地主、これを解体してそれぞれの実際耕作をしておった小作農この方々農地を分け与えるというか、そういうことで、いわゆる自作農主義、実際耕作をしている人にやるという自作農主義、そういうことで、この第一条というのは正にそれをしっかりと定義した、定義というか規定した法律であります。  

松岡利勝

2005-04-05 第162回国会 衆議院 本会議 第17号

地主百七十六万戸から国が農地を買い上げ、小作農四百七十五万戸が創設されました。  しかしながら、このことは、一方で多数の零細農家をつくり出し、生産効率の上がらない農業構造要因となったという指摘が一方であります。その後の高度成長と相まって、農地資産的保有傾向が強まり、農地流動化による利用集積が思うように進展しない一因となりました。  

西川京子

2004-05-20 第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号

また、戦前産業組合、この時代から推移をして、農業会制度というものを経て、戦後、今の第一条の趣旨にのっとって、農村民主化の実現、あるいは農業生産力の増進と経済社会的地位向上、さらに農地改革によって創設をされた自作農小作農への転落を防止する、こんな目的も込められて、農業協同組合制度が設けられましたね。これは、スタートした時点の一つの歴史であります。  

小平忠正

1999-03-09 第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

私は、戦後農政の農地をめぐる問題の中で一番端的な話かなと思ったのでここで簡単に紹介しますが、小作農の方がかわいそうだというだけでは政治的にこの農地の問題を解決するというのは難しいだろう。農地有効利用食料生産性向上という公共の利益があって初めてこの問題は解決し得るのだ。にもかかわらず、その後の農地制度私権拡張歴史であった。

安住淳